仕事を知る 技術開発

技術開発への取り組み

e-TECはJR西日本の「安全安定輸送」を守る会社として、保全品質の向上と安全な作業の実現を目指して、新しい機器や技術を組み合わせ、検査の機械化・自動化に向けた取り組みを行っています。

特殊信号発光機 見通し距離測定器

踏切付近で発生した異常を運転士に知らせる「特殊信号発光機」。この信号を見て運転士は列車を停止させるため、きちんと視認できるかどうかの検査は非常に重要です。これまで、この検査は徒歩による目視確認で行っていましたが、時間がかかる上に人の主観に委ねているという問題がありました。

そこで、e-TECは!

簡易軌道走行車にメディアカメラを搭載することで、特殊信号発光機までの距離を画像解析で自動測定し、連続的に視認性を確認するシステムを開発。これにより、検査時間の大幅な短縮と、より正確な測定が可能になり、保全品質の向上を実現しました。

特許出願中 特殊信号発光機 見通し距離測定器

建築限界測定器

建築限界とは、列車運行の安全を確保するために定められた、構造物等を設置してはいけない範囲のこと。信号機やトンネル内照明などの構造物を設置するときは、この範囲内に入っていないか確認する必要があります。これまでは、人の手で測定を行っていたため、時間と人員のかかる作業でした。

そこで、e-TECは!

簡易軌道走行車にレーザ式測域センサを搭載し、線路を走行しながら建築限界支障の有無を連続で測定・記録できるシステムを開発。GPSアンテナと距離速度センサで位置情報を把握し、各地点における建築限界の正確な測定と車載カメラによる現場状況の撮影が可能となりました。

建築限界測定器イメージ

踏切制御子制御区間長 測定器

列車を検知して踏切を作動させる「踏切制御子」。これが正常に作動するかを検査するには、「制御区間長」と呼ばれる列車検知範囲を線路内に立ち入って測定する必要があるため、危険性が高く、多くの時間と人員のかかる作業でした。

そこで、e-TECは!

列車の通過と踏切制御子の動作情報をセンサで検知して、制御区間長を自動で測定できるシステムを開発。測定器は線路外に設置するため、触車する危険性がなくなり、検査時間の大幅な短縮にもつながりました。

踏切制御子制御区間長 測定器イメージ