キャリアデザイン
03 CAREER DESIGN西日本電気テックでのキャリアステップを紹介します。
2007年入社
大学時代は電子機械科を専攻。入社後はJR西日本への出向や、本社技術部技術企画課などさまざまな部署で、主に社内外の作業員への技術指導や現場管理を担当。現在は京阪神支店大阪信号通信メンテナンスセンターの所長を務める。
入社1年目
FIRST YEAR会社と一緒に、
自分も成長できると確信。大学で学んだことが活かせる仕事を探すなかで、e-TECに出会いました。自分にとって身近な鉄道インフラの仕事に興味を持ったのと、当時は創立から2年目で、会社と一緒に成長していけると感じたのが主な志望理由です。入社後は大阪支店吹田メンテナンスセンターに配属され、電気設備について基礎から学びました。
入社3年目
3RD YEARJR西日本への出向で、
工事の全体像を掴む。JR西日本京都支社へ出向となり、新たに工事業務に携わるようになりました。協力会社がおこなう工事の立会や、機能確認のチェックリスト作成を通して、専門的な知識を学びました。なかでも嵯峨野線の輸送改善工事は、レールを新設する大掛かりなものでしたが、着工から竣工まで一連の流れを知る貴重な機会となりました。
入社5年目
5TH YEAR会社の中枢部門で
「基準」をつくる。本社技術部技術企画課へ配属され、これまでと打って変わって、資料作成がメインの内勤になりました。初めて作成した資料は完成まで半年もかかり、慣れるまで非常に苦労したことを覚えています。全社に配られる技術資料の作成や、建設業務にまつわる体制づくりなど、会社としての「基準」をつくる業務に携われたのは、中枢部門でしかできない得難い経験でした。
入社7年目
7TH YEAR再度の出向で迎えた
ターニングポイント。JR西日本へ再び出向。運転、車両、施設、電気の各系統のスペシャリストが集まる保安システム室で、部門横断的な業務に携わることになりました。これまで信号系統の業務経験しかなかったため、ほかの系統の専門家たちとコミュニケーションをはかるとき、大変苦労しました。会社も違えば、使っている用語も違うため、例えるなら留学したようなものかもしれません。しかし、そのおかげで各系統の重要な部分を少しでも学ぶことができ、知見が広がりました。系統間のつながりを知ることで、鉄道運行を大局的に見られるようになったのも大きな収穫でした。横のつながりを意識して進められるようになり、その後の仕事の取り組み方も大きく変わったと思います。ここでの経験は、私にとってターニングポイントになりました。
入社9年目
9TH YEAR少人数だからこそ、
なんでも経験できる。次は和歌山支店へ配属されました。若手社員や協力会社社員の技術指導や、資料づくりがメインでしたが、少人数の支店なのが幸いし、ほかにも様々な業務を経験させてもらえました。広範囲にわたる支店業務の知識を身につけることができました。
入社13年目
13TH yearすべての経験が今につながっている。京阪神支店大阪信号通信メンテナンスセンターに配属され、現在は所長を務めています。これまでさまざまな現場で得た知識、教育や部門間の調整などで経験したことのすべてが今活かされていると感じます。所員が同じ目標に向かい、同じ意識を持って業務に臨む職場の雰囲気がとても好きで、みんなが働きやすい環境をこれからも受け継いでいきたいと考えています。現場の課題に常にアンテナを張り、所員だけでなく、協力会社の方にとっても、長く活躍できる環境づくりに努めていきたいと思います。
2006年入社
前職ではマンション・ビル等の管理会社で経理を担当。転職先を探す中で、JR西日本で働いていた父からe-TECの求人を紹介される。家族代々関わりの深い鉄道の仕事に関われるチャンスと感じ、入社を決意。本社の安全課、経理課、人事課で勤務し、育休を経て人事課 担当課長に就任。
入社1年目
FIRST YEAR一番大切な
「安全」について学ぶ。1年目は安全部安全課に配属され、会議資料の準備や、年に一度開催される安全大会の準備を担当しました。はじめの頃は鉄道用語がわからないため、会議の内容を理解するのも難しかったのですが、安全を守るためのルールについて真剣な議論が交わされるのを目の当たりにするうちに、e-TECの根幹である「安全」について理解が深まっていきました。社員やその家族を守るために多くのルールがあること、業務を行う上で安全より大切なものはないことなど、入社して最初の年に、最も大切ことを学べました。
入社3年目
3RD YEAR困難を乗り越え、仕事のおもしろさとやりがいを実感。入社2年で経理課へ配属となり、給与計算や会計のほかに、消費税の申告業務など、ベテランの方が担う業務にも挑戦させてもらえました。当時は会社設立から3年で、まだ業務フローが定まっていない時期でした。フローを整理しながら仕事を覚えていくような状況で大変苦労しましたが、一人で業務ができるようになったときの喜びはひとしおでした。思い返せば、社会人経験のなかでも一番苦労した時期ですが、仕事のおもしろさとやりがいを初めて感じられましたし、ここでの経験を通して大きく成長できたと思います。
入社10年目
10TH YEARミスから学んで成長できるように、後輩たちを導く。経理課に在籍して7年目、主任に昇格しました。これまで先輩に教えてもらっていた立場から、後輩たちを教え導く立場に変わるため、はじめは不安のほうが大きかったことを覚えています。後輩に教えるときは、作業一つひとつの意味もあわせて伝えるようにしました。なぜこの作業が必要なのかを理解していれば、ミスを回避できると考えるからです。ミスが発生したときも、それをきっかけにチェックの必要性に気づいてもらうなど、少しでも成長につながるよう意識して指導していました。
入社11年目
11TH YEARさまざまな方向から、
会社をより深く知る人事課へ異動になり、同時に社長秘書を1年間兼務しました。社員の採用や研修という初めての経験を通して、また新たに成長する機会を得られました。社長秘書の仕事においては、主に会議やアポイントの調整を担当。社外の方や、グループ会社の方とも広く接することができました。
そして、人事課に異動して2年で係長に就任。マネジメント職への抜擢に、責任の重さや不安も感じましたが、課内の業務をうまく回すことを第一に、全体を見渡してサポートし、失敗すればフォローする。毎日の業務にあたるなかで、少しずつ係長として成長させてもらったと感じています。入社18年目
18TH YEAR育休から復帰後、
新たなステージへ。出産・育休を経て2022年復帰し、時短勤務で働いています。復帰して1年後に担当課長に就任しました。人を育てるマネジメント職として、1日でも早く成長するのが今の目標です。私自身もそうですが、社員一人ひとりに得意、不得意があります。一つのやり方にこだわるのではなく、それぞれが得意なやり方で成長して、結果を出していけばいい。そのように考えて課内のメンバーたちと接しています。後輩の女性社員たちのためにも、私自身が一つのモデルケースとなれるよう時短勤務でも活躍できることを示し、将来的には、一人でも多くの事務系社員を事務のスペシャリストに育てていくことが今の目標です。